企業家クラブとは


専修大學は創立130周年を迎え、卒業生も萬余を數えるに至りました。
周知のようにその間の発展は、誇れるものがあります。その一方ではグローバル社會に突入し、また東北地方太平洋岸を中心とした未曾有の大震災と、將來に対しての不透明観を増しています。恵まれた環境を謳歌してきた企業も學生も、次第に押し寄せてくるこの不透明性に戸惑っているのが現狀です。

専修大學経営研究所では、この間數次にわたってアンケート調査や講演會を中心に、社會の第一線に立つ企業人と交流の場を拡げて參りました。企業の方々も専修大學教員もその中で學ぶべきことが沢山ありました。不透明観のある現在、企業の経営を擔う方相互の、あるいは大學教員との交流と意見交換の密度を上げ、將來に備えることを通じて母校である専修大學の名聲を一層上げるため、ここに「専修大學企業家クラブ」を設立いたしました。

皆様の中には、アンケートをご記憶していられる方も多いかと思われます。我々発起人も、アンケートに答え、経営研究所主催の研究會で講演し、あるいは講義で學生に話し、インターンシップで學生を受け入れてきた経験の持ち主です。その過程で、教員とも交流を深めました。

その中で、教員から次のような話を聞きました。教員との相互交流によって、互いを高める、學生と交流して彼らの社會意識を高めるなどの目的で交流の場を創って頂いた。そこから就職活動だけに結びつける教員や學生がいて、迷惑している経営者もいる、後輩であるからというだけで水準に達しない學生を雇う時代は終わったはずである。本來、教育の質を高める目的で創って頂いたのに誠に殘念である。また何らかのコンタクトを銀行関係者ととり融資目的である人もいる、ということでした。

それならば、われわれは主體性を持って活動しよう、卒業生の會は色々あるが、経営を第一線で擔う仲間、第一線は退いたが、経営のノウハウを仲間や教員、學生に伝えたいと考えている卒業生の會を創ろうという想いから、専修大學企業家クラブを設立し、企業家クラブが窓口となり、迷惑が及ばないようガードできるようにしよう、不況の最中、同窓の経営者間で意見交換のできる場を創ろう、懇親の場を創ろう、と考えた次第です。

そのため、上場會社の役員や管理職、一定規模以上の非上場企業の役員や管理職だけに聲をかけました。専修大學企業家クラブは、経営を文字通り擔う、あるいは擔ってきた専修大學卒業生の會です。

將來は経営者層や管理職になりたいと考えている卒業後間もない人々に、聲をかけないとはいっていません。でもそれは將來の問題であって、まず専修大學企業家クラブの核を創ろうと考えています。誰にでも參加を求めなかった理由は、ここにあります。専修大學企業家クラブは、専修大學を卒業した経営者、経営者予備軍、経営者であった人々の會です。
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